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リアバンパー・ルーフスポイラーにアルミテープ

個人的にフロント部分は空気がまずぶつかる場所、そして車体上下左右へ逃げていき最終的に後ろで合流する。その後方での整流に重きを置こうとリアバンパー・スポイラーにアルミテープを貼ることにしました。

バンパー下部は貼れそうな所に貼り尽くしました。

ルーフスポイラーもパッと見てわかりづらい場所に貼り付けました。

そのほか一応ルーフのブレーキランプ下?のリアガラスにも貼り付けました。こちらは空力というよりも防汚性能に期待しています。が、大雨の時はバンパー・リアガラス共に汚れは大したことないのですが、水しぶきを巻き上げるような場面ではやはり汚れてしまいます。

走ってみての感想ですが、17km/h2速へシフトアップし31km/hで3速、そして47km/h4速へ向かう時の抵抗が少ないように感じます。50~60km/hへの到達も早い、というよりもいつもの感じでアクセルを踏むと、気付けば制限速度をかなりオーバーしそうなところまで加速していくので、チューニング直後は慌てて惰性走行で減速する場面がよくありました。

燃費について

瞬間燃費計では4速55km/hと5速65km/hでは今まで29.4km/Lが最高でしたが29.9km/Lと僅かに微増、また瞬間的ではありますが5速65km/hで48.5km/Lの表示が出るように。タイヤバルブにアルミテープを巻いたときは瞬間的に45.5km/Lだったので今回のリアチューニングでリア側の負圧を小さくできた証拠なのかなと思います。

実燃費については16.57km/L、渋滞に3回、計1時間30分ハマってしまい燃費も伸びませんでした。渋滞の時にアイドリングで1.5L、低速発進の繰り返しで0.5L消費したと仮定すると17.56km/L。

エアバルブキャップにアルミテープを貼った時の燃費が17.72km/Lだったので-0.16km/L。もはや誤差ですかね。それに加えて、今回は新しい燃料添加剤を試すために、タンク内の添加剤をリセットしている最中だったことで燃費が悪くなったり、エアバルブにアルミテープチューンをする前には2500rpmで巡航・シフトチェンジをしていたので、インジェクターのコンディションがよかったことも関係してくるのかなと。

渋滞にハマらず、ディーゼルウェポンなど添加剤を用いたり、インジェクターのコンディションがよかったら18km/L台に到達したのではないかと思うと、条件を揃えてまた検証したいですね。

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燃費はよくなるのか…?!ホイールにアルミテープを貼ってみた

ホイールのリムの目立たない場所とスポーク・キャップに貼り付けてみました。リム部分はあえて斜めに貼ってみました。というのも、ペットボトル内の液体も容器を回転させて渦を巻けば液体の排出が速くなるように、ホイールもアルミテープを斜めに貼ることで流入した風が素早くホイール外へ抜けるのでは、と科学的根拠に基づいておらず、あくまでも私見でこのような貼り付けにしました。

ついでにブレーキパッドにもアルミテープを貼ってみましたが、性動力に影響は…ありませんでした。

さて、走り出してみての感覚としては、まずステアが軽いことです。それまではパワステがついているのか思わず疑うほど重たかったステアでしたが、代車で乗った20S(2LガソリンエンジンのCX-3)のように軽くなりました。しかしまだ重たいと感じますが女性でも操作ができるくらいには軽くなりました。

走行性能については発進がスムーズで、60km到達が早いです。その他にも、いつものアクセル開度で踏むと30km/hを超えてからの前へ進もうという加速感がすごいです。例えるなら1990年代の車でターボが効き始めた時のような感じです。

音については低周波数よくなり、その反面空洞共振の周波数目立つようになりました。風切り音緩和も。路面の質や速度によりますがそれまで「シャー」や「サー」という音が静かになったほか「コォー」という音へと変化しました。

一番変化があったのは乗り心地です。「ゴッ」というような段差は「ゴトッ」となりましたし橋のジョイントなどは「ゴトン」に対して…表現が難しいですが「ブルン」と、サイドウォールがたわみ、速やかに元の形状に戻ったなという感覚がシートから腰に伝わってきます。

人間で言う緊張感張り詰めているものが、車で言うなら帯電している状態、除電し緊張感が緩んだような感覚です。

燃費に関しては前回17.27km/Lに対して、今回は15.94km/Lと、かなり落ち込みましたが、これは6月の全国で40℃前後の気温を観測するなど異例の暑さでエアコンを常時使ったことや、1時間10分の渋滞に巻き込まれたこと。様々な要因で燃費が落ち込みました。

エアコンによる燃費悪化は過去の記録を見るに0.3~0.75km/L、そして1.1時間の渋滞で1L消費したとすると、エアコンOFF/渋滞に巻き込まれなかった場合の推定燃費は16.6~17km/Lに達した可能性はあります。

エアコン・渋滞なしタイヤバルブアルミテープチューン時には17.72km/Lを記録しましたが、このときはDPF再生は6回、今回のホイールアルミテープチューンは8回の再生と、1回の再生で0.5km/L燃費が悪くなるとすると、もし再生回数が少なければ17.6〜18km/Lに届いたかもしれません。DPF搭載車ですと燃費の徹底検証が難しいですね…

今後気温も下がって燃費にいい季節がやってきますので、燃費の変化を中止していきます。

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Panasonic Caosを積んでみた。

納車から3年が経ち、バッテリーも電圧・CCAの値が低くなってきたのでパナソニックのカオスに換装しました。

CX-3 1.5L XD(i-ELOOP未搭載)には「N-S115/A3」が適合しました。ちなみにこのバッテリーは1.8Lにも適合するようです。ガソリン1.5L・2.0Lの方は適合表をよくご確認ください。

さて、カオスのいいところについてですが、まずサイズはそのままにバッテリーの大容量化が挙げられます。CX-3の実力値CCAは860(テスター参考値は680)とのことですが、満充電にしてみたところ…

928.5CCAに13.48Vと1時間放電はさせましたが車載する前だったからなのか、やはり新品。すこぶる快調です。

エンジン始動はよくなりましたが、劇的に…というわけではありません。これはまた余談で書き綴りますが載せ変え前のバッテリーもまだまだ元気だったのかもしれません。

そしてカオスの売りである音質については、載せ変えと同時にマツコネのイコライザ設定がリセットされてしまい聞き比べることができませんでした。気持ち中高音域が明瞭になった気もしますが恐らくトレブルマシマシにしたからかもしれません。

そして、大容量のバッテリーについては載せ変え後1年が経ちどれくらい劣化しているか…!

CCAは779まで低下。実力値860から比べるとだいたいー10%ですが、12.77Vなど1年しか使用していないので当然ですがコンディションはいいですね。

CX-3にはアイドリングストップ機能が備わっていますが、バッテリー換装前までは30秒以上止まる信号ではマメにアイストしていましたが、延長できた走行距離も2~300km、アイスト中は当然エンジンが止まりますから有害物質は出ませんが、バッテリーの製造からリサイクルにかかるCO2排出量を考え今では1分以上停車する場面でしか使わなくなりました。

アイドリングストップ回数もカオスに変えてから1年で346回、日割り換算0.94回。少し多すぎですかね。しかしマツダ車はブレーキの踏み込み量でアイストを制御できるのがいいですね。

ちなみに旧バッテリーは518.5CCA・12.3Vとある日を境に急速に性能が低下しました。CCA・V共に次の冬は越せるかなぁ…ということでカオス載せ変えを決意しました。

一応充電すれば全然交換しなくてもいい値にはなりますが、1ヵ月後に再計測するとCCA・V共に急速に低下、ディーラーでの計測は健全性(SOH)は100%、充電量(SOC)は52%と辻褄が合わない結果に。担当者さんからも「24時間監視型のドラレコ付けられましたか?1月どの程度走られて見えますか。」と聞かれるも、ドラレコは走行中のみ、毎日1時間以上乗るからこの充電量はおかしいと思いつつも、担当者さんからは「何か電装関係で増設した場合は放電を促しているのかもしれません。」とアドバイスをくださり、考えること半年「いやオルタネーター関係の不具合としか思えないなぁ…」と思い続けていたある日

あ!そういえば2年前にプラズマクラスター付けたわ!

しかもそのプラズマクラスターは車備え付けのUSBポートから電源を供給している上に、エンジン始動と同時に前回使用時と同じ風量を出す。つまり待機電力が発生しているのでは、とシガーソケットタイプのUSBポートにプラズマクラスターを接続したところ…

カオスに変えても709.8CCA・12,5Vまで落ちる怪奇現象が一発で直り上記のように779CCA・12.77Vに持ち直しました。

これはUSBポートを備え付けする近代車の多くに発生する現象かもしれません。特にハイブリッド車は走って消費した電力以外に待機電力で放電した分の電力を発電しなくてはならないので燃費悪化につながる可能性もありますので、車載プラズマクラスターを使用される場合はシガー給電で使われたほうがいいかもしれません。

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車の年間維持費

世間では若者の車離れとよく言われていますね。

ただ、これはほしいものはネットで買える、行きたい場所へは交通機関でだいたい行ける、車が必要な時はカーシェア・レンタカーを利用すればいいなど、便利な世の中になったからこそ車を所持せず必要な時は借りる。車が好きでなければ車へ寄る必要がないというのが若者、Zやα世代の考え方ではないでしょうか。

今の若者、主にZ世代の消費動向としては車を持たない人が多くみえます。

昔は免許持って車は軽ではなく乗用車が当たり前、と言われていましたが今は車を持ったとしても軽自動車かコンパクトカー、燃費が良くて税金等が最小限で済む車を求めるという合理的発想で車を見ています。

彼女を乗せるのに軽自動車は、というのも女性からするとハイトール系などは乗り降りがしやすくて良い印象を受けるそうです。

さて、今回の本題「車の年間維持費」についてですが、巷ではよく「都市部・公共交通機関VS郊外or田舎・車所持」でバトルが繰り広げられていますね。スタバと車の消費と浪費論争みたいで面白いです。

車の維持費はざっくり下記の通りになります。

(20代厳密には21~25歳一人暮らしをされている方でシミュレーション。)

アクアのWLTC市街地モードは36.5km/Lの燃費なので実燃費20~30km/L出せる方であれば燃料代は75,000~50,000円で済みます。

ただ、e燃費での平均は20km/Lやオーナーの方には15km/Lで走られている方もみえるので燃料代は多く見積もりました。

アクア同様、燃費は低く(燃料代は多く)見積もっていますが、20~25km/Lで走る方が多くみえるため燃料代はもう少し安くすみそうです。

軽自動車はタイヤ外径が小さく、乗用車と同じ距離を走ると乗用車以上にタイヤが回転するため摩耗傾向にありますが、車重が軽いことでタイヤにかかる負担は少なく、またタイヤ自体も乗用車と比べて1~2万円安いのが魅力です。

このように維持費は年間で45万円前後、月割3.5~4万円といったところです。

しかし忘れてはならないのは車の購入費。5年(60ヶ月)でローンを組んだ場合、更にどれほどコスト増となるか…

ローンを含む月維持費は50,453~85,854と、手取り18~20万円で郊外、または市街地でも住宅手当の出る会社にお勤めの一人暮らしの方であれば、貯金は難しいかもしれませんが車を所持することはできそうです。

都市部・公共交通機関VS郊外or田舎・車所持ですが、ローンありの場合は都市部×交通機関に軍配が、住宅手当も出る場合は完敗です。ローンなしの場合は、都市部7万円家賃×住宅手当なしの方と郊外×車所持はいい勝負ですね、あとは住宅手当がつくつかないで勝敗が決まります。

さて、ここまで長々と書いてしまいましたが、車に関する価値観は人それぞれですし、ライフスタイルの変化で車が必要になった、といったこともあると思いますので、車を持つのにはこれくらいのお金がかかりそうだ、と参考にしていただけられたらなと思います。

現に市街地に住む方でも大の車好きで7万円家賃×月3万円の駐車代×数100万円のローンに悩まされながらも好きな車に乗れて幸せだと語る方もいますから。

そして車を持たれる方へ、10年近く車を乗っている私からのアドバイスです。

保険について

保険は親さんが持たれている等級の高いものを自分名義に変え、親さんは新規保険加入の方がトータルで安くなることもあります。また、26歳以上になると格段に保険料が安くなるので誕生日を迎えたらすぐ保険担当者さんに契約の見直しを。

ローンについて

試算したローンの金利を3.5%に設定したのは銀行のマイカーローンの最高金利を想定しています。中には4.5%と高めの設定をされている銀行や、低金利を売りにしている銀行は2.5%となっています。

ではなぜ高めの金利ではじき出しているかと言いますと、20代は働き出して間もなく当然、勤続年数や収入・貯蓄は低いため、車という大きな買い物をするためには大きな借入金額が必要となり、結果的に高い金利を叩きつけられたり融資不可、なんてこともあります。(現に私がそうでした。)

最低金利で借りたい場合は、銀行の指定する条件にもよりますが、大体は少額の借入、給与振込口座にしたりエコカーであることなど、さまざまな条件をクリアしなければなりません。

中古車専門店・ディーラーでのローンはお店で書類に必要事項を書くだけで割と簡単にローンが組めることや審査が通りやすいですが、その代わりに4~8%程度の金利となります。

手間はかかりますがメガバンク・ネット銀行での借入をおすすめします。口座開設や借入では見積・契約書といった必要書類と身分証明書を写真で撮ってアップロードするだけで、借入まで来店することなく完結することができます。繰上げ返済もアプリで簡単にできます。

車検代や車口座と積立貯蓄について

また、車検代14万円は少し多く見積もっています。大体ディーラーで車検を受けた場合、交換部品がなければ10万円程度で済みます。ブレーキ・タイヤ等消耗品の交換時期が一度に来ますと15万円以上かかる場合もありますが、2回目の車検でおそらくそれら消耗品を一斉に交換することになるかと思います。車専用の口座を用意して上記の維持費を積立貯蓄をすれば急な整備費増にも対応できますのでお勧めします。

タイヤ代は標準的な銘柄で軽自動車なら3万円、乗用車なら4万円。雨に強い・燃費が良くなる・静かなタイヤは1万円(4本/1セット)見ておくといいでしょう。※SUV・セダンといった車種は5~8万円することもあります。

8万km以上走っている中古車を買う時の注意点。

「タイミングベルト交換済み」などと表記されている場合は大丈夫ですが、8万km以上の車となりますと年5,000km走られる方でも4年後、2回目の車検あたりには10万kmに到達します。この10万kmは車の一つの節目で、交換しなければならない部品が多々あります。1時間20km走ったとして5,000時間ほど車は動いたことになるため機械的な部分も消耗し、ゴム類は5年~10数年という時が経ちボロボロになります。

タイミングベルトや各種ゴム類・ウォーターポンプの交換で10~15万円、場合によっては路面の衝撃を和らげるショックアブソーバーも交換となると車検でかかる費用とは別に必要な整備費15万円以上かかる可能性があります。

私も前の車で13万kmで車検を受けた際、18万円の車検+整備代がかかりました。何にしてもそうですが車は整備を受けて消耗品の交換が必要となると当たり前のように数万円の費用がかかります。

突発的な高支出に

「急にそんなお金用意できない!」

と対応できなく、廃車にして新しい車に乗り換えるケースも多いです。

対応策としては車を購入する際、

  • それらの部品を交換した状態にして納車、車体価格+整備にかかる金額でローンを組む。
  • 同じ車種でも20万程度高い代わりに低走行車を選択する。
  • 整備費を早い段階から積み立てする。

購入した車を長く使われる場合、お金に関しては先手を打つか事前に準備されることをお勧めします。

また日ごろからゆとりある運転を。

安全運転は消耗品の交換時期を遅らせることができます。

最後に、私の車に年間費やしている金額です。

この年は車検があった年でしたが消耗品の交換はなく357,947円となりました。(ドアミラーを破損させ18,000円の出費がありました。)燃料も軽油なのでハイブリッドカー並みに安くついていたり、実家暮らしなので駐車代は会社の駐車代、保険も20等級26歳以上限定なので年間70,000円程度。洗車剤や車の見栄えをよくするタイヤコートなど細々とした部品を買ってこれくらいです。車検がなければ228,391円で済んだようなので…20代前半の人、一人暮らしされている方には平伏しますが実家×車持ち、最高です(殴

しかし今年はスタッドレス、来年はサマータイヤ交換と車検、4,5年に1度の消耗品交換ラッシュに血眼で先取り貯金・定額積立をしています。

維持・管理は大変ですが車を持つとひとつ移動手段が増えますし、旅に出れば思い出もできます。車を買って後悔したという話はあまり聞きませんので、無理のない範囲での車選びと、よいカーライフを送れることを願っています。

長くなりましたが最後までお読みいただきありがとうございます!

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ダンロップ ルマンV約3万km走行レビュー

今回はダンロップのコンフォートタイヤ、ルマンVについてのご紹介です。

約3万km走ってよかったところ。

  • 優れたドライ性能
  • 低燃費
  • 耐摩耗性(ロングライフ)

45扁平ということもあると思いますが剛性感があり右左折もクイックに曲がりますし、低燃費タイヤのはずなのにハイグリップタイヤのような地を這う感じはドライ路面ではとても頼もしいです。

ということは転がり抵抗も強く燃費は悪いかというとそうではありません。乗り始めた頃から今もそうですが、アクセルを抜き、惰性走行を始めると、思った以上に転がり驚きました。では止まらない危ないタイヤなのか、これも違います。ブレーキを踏み、荷重がかかるとしっかりと路面に食いつき止まってくれます。燃費も自分の中ではAWD・AT・ディーゼルのCX-3なら16km/L出ればいいかなと思っていましたが17~18km/Lを安定して出してくれます。

耐摩耗性もすごいです。トレッドを見れば当然ですが各ブロックが大きく、耐摩耗性に優れたタイヤだというのは伺えましたが、3万kmでスリップサイン到達、という方が多く私も覚悟していましたが、3万km走っても1.5mmしか減っていない…交換推奨ラインまで6万km、スリップサイン到達は10万km近くになりそうです。お陰で3年3万kmで交換かな、と構えていたところ5年5万kmでゴムの対応年数やタイヤの摩耗的に交換となりそうです。(余談ですがアウト側の「V、レ点・チェックマーク」のようなものは3万km・1.5mm摩耗でほとんど消えたのでこのマークは走行性能を高めるようなものではないのかもしれません。)

ルマンVの悪いところ。

  • サイドウォールの剛性が高すぎる?
  • ウェットグリップが頼りないと思うことがある
  • 期待していたほどの静粛性ではない

45扁平ですのでそう感じるのかもしれませんが、許容耐荷重(負荷能力)ギリギリの200kPaに空気圧を落としても段差を乗り越えた時の衝撃や音が強く、サイドウォールが衝撃を吸収しきれていないように感じます。SHINOBIテクノロジーでサイドウォール全体をたわませ衝撃を吸収するそうですが、展開しているタイヤサイズ的に重量級セダン・SUV、軽自動車やミニバンもターゲットにしていると思うのでふらつき防止である程度サイドを固めているのかもしれません。近年ホイール大径化が急速に進んで乗用車は40~50扁平が当たり前になっているので扁平専用コンフォートタイヤの展開や次のモデルでは改善に期待したいです。(一応、16インチ60扁平のスタッドレスタイヤよりは衝撃をうまくいなしてくれている感じはあります。)

ウェットグリップについては、これは仕方のないことですが、鉄製のジョイント剥き出しの橋で、きついカーブを曲がる時にはジョイント部で5cm程度横滑りします、速度を落としても若干滑ったな、というのは体に伝わってきます。また、段差のあるコンビニに出入りする時、少しだけアクセル・ブレーキを踏んだ時はツルッと滑ることがありますが、すぐにグリップは回復するので、他の性能が秀でている分、雨には弱いタイヤなんだな、という印象です。

最後に静粛性について。私は年1万km、約500時間は運転するので静粛性は重きを置いています。ビューロまでは手が出せない…そんなところにルマンを見つけてビューロと同じくサイレントコア内蔵、溝壁セレーションというトレッドの縦溝に突起をつけてパターンノイズ(甲高い音)を低減させるル・マン独自の技術が盛り込まれてお手頃価格、なら買うほかないと実際買って走ってみたところ、

履き始め「1インチアップ(19インチ)で鍛造だからやっぱりうるさいか…」

3,000km突破「やっと慣らしが終わったのか気持ち音が小さくなったな」

10,000km突破「いや、普通にうるさいタイヤだ、コンフォートタイヤだからって期待値が高すぎたんだ」

20,000突破「もはやこの騒音が心地いい」

インチアップや鍛造ホイールによるロードノイズの増加の因果関係はよく分かりませんが、主な騒音は低周波数です。しかしスタッドレスタイヤで一気に16インチまで落として騒音が改善されるかと思ったらそうでもなく、デッドニング(静音化)をして感じたのはCX-3は低周波数が目立つ車だということや標準タイヤのトーヨープロクセスR40がいかにCX-3用にチューンされた静かで総合的な性能が高いタイヤだったのか痛感しました。

コンフォートタイヤではありますが総合性能+そこそこの静粛性を持たせて燃費性を重視し、代わりにウェットは少し苦手なタイヤなのかなという印象です。

気になる点はありますがいいタイヤです。そしてあと少しでデッドニング後初めてル・マンVで走ることができるのでワクワクしています。ある程度走ったら再レビューしたいと思います。

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ドアミラー(サイドミラー)破損

その日は給料日で、出勤前に給与口座からメイン口座にお金を移し替える毎月恒例作業をしていたのですが、何を思ってかまだ残量はあるのに「燃料も入れてから出勤しよう」とGSへ向かい細い道へ入った時のこと。

コンパクトカークラスであればギリギリ2台がすれ違える幅はありますが、前方から来た軽自動車が道の真ん中に膨らみ、ハンドルを左に切って避けようとしたら電柱に当たってミラーを破損。

ウィンカーランプのカバー破損
黒のドアミラーガーニッシュにも傷が、しかしこれはコンパウンドで消すことができました。

修理費は18,088円

ディーラーは最悪の事態を想定してパーツ単体ではなく、左ミラーユニットごと取り寄せていただき、交換が必要な部分のみ交換してくださった感じです。ユニットごと交換ですと確か35,000円程度かかかる見積もりをいただきました。自動格納やブラインドスポットモニタリングがついているとミラーひとつ交換も高額になるみたいです。

必要なかったパーツはその後どうなったのでしょうか。本社に送り返し、別の破損・故障事例が出るまで保管するのでしょうか。

ユニット交換になると3~4万円。今の車はミラーにもあらゆる機能を搭載しているので高いですね。デミオ(MAZDA2)・アクセラ(MAZDA3)・アテンザ(MAZDA6)・CX-5なども破損した場合は最悪の場合4万くらい修理にかかるとみておいたほうがいいかもしれません。保険を使うにしても等級が下がって、元の等級に戻るまで、私の場合はだいたい5万円くらい保険料が増加するため、パーツ交換で安く済み安堵しましたがユニット交換だった場合でも保険は使わず修理費は全額負担するつもりでいました。

ちなみにその後も似たようなことがあり、今度は樹脂部分に亀裂が^^;

私の中の中里が「痛えな…また修理費2万円コースか…」とタバコに火をつけました。

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【攻略】タフ・見守るクルマの保険プラスS

タフ・見守るクルマの保険プラスSはあいおいニッセイ同和損保の提供するサービスです。

大きな衝撃を感知するとコールセンターへ通報が行き、オペレーターから安否確認の電話が入ります。また、見守りサービスに登録した連絡先にも事故報告が通知されるようです。そのほかにも安全運転をすることで保険料割引などが受けられます。

車載器の取り付けはダッシュボードの真ん中、設置したユーザーからは「ダッシュボードがダサくなる」と酷評ですが私はマツコネの裏側、と目に見えないところに設置したので大丈夫でしたが、やはり時たまにフロントガラスへの反射が気になりますね。実際「黒にしてほしかった」という声もありますが、夏場の高温対策として白色になったのかもしれません。

運転診断レポート

スコア60~79点で4%、80点以上で8%割引となります。スピード・アクセル・ブレーキの3つが診断基準となり、スピードは一般道を80km/h以上で走った場合「速度超過」で減点。アクセル・ブレーキは急加速・急ブレーキで減点のようです。

・スピード

上記のように一般道では80km/h以上で減点と、あるユーザーの方から報告があります。高速道路は何kmから減点かはまだ情報がありません。私も車載器取付からまだ1度も高速道路を走ったことはありませんが、一般道と高速道路の切り替えがされるのかが気になるところです。(新しくできた高速道路だと尚更)

・アクセル

アクセルに関しては3ヶ月程度使用して、1度も減点を受けたことはありません。何度か狭い道から大きな道への合流で加速をした時「やっべ、今のは減点対象だ」と思うことはありましたが、減点はされませんでした。急加速の許容値は結構広そうです。

・ブレーキ

私の主な減点はブレーキです。安全運転は心がけていますが、交差点近くで歩行者信号が青点滅から赤に切り替わったのを認識→急ブレーキを踏む場面で何回も減点を受けました。結構ブレーキ判定はシビアな印象です。

車載器に旋回Gを分析できる機能が備わっていれば、いずれはハンドル(旋回)に関する診断項目が増えそうですね。

i-DM搭載型のマツダ車に乗られている方はホワイトランプが点灯しない走りを心がけるだけで満点は取れます。(ブルーランプでは減点されませんが、限りなくホワイトに近いブルーランプは減点されます。)

また診断レポートがよくできていてその月の21日~翌月20日の走行記録をマンスリーレポートにまとめてくれるのですが、時間帯・曜日での走行実績や減点となった回数の累計と推移を知らせてくれます。

そのほかにもADテレマイレージでは、アプリ・サイトへのログイン、マンスリーレポートの閲覧でわずかですがポイントが貯まり、95点以上の運転で200ポイント貯まるようです。運転スコアをマメに確認して95点以上の運転を続けることで1年で3000ポイントくらいは貯まりそうです。

ポイントがある程度貯まるとプレゼントがもらえるそうで、内容としてはコンビニ商品との引換券が配布されるようです。

ここまで主なアプリを使用しての感想ですが、注意点もあります。

タフ・見守るクルマの保険プラスS「接続用」アプリを消さないこと。

セットアップ用アプリかと思ったらこのアプリと車載器が接続され運転記録を取っているようです。また、接続用アプリはGPSを常に使用で設定することを勧めます。

このアプリ2つはインストール&消さない!!

GPSを常に使用してどれだけバッテリーに影響するか。

最初の頃はバッテリーの減りが早いと感じました。80%に劣化したiPhoneXSから100%のiPhone13に変えて間もないのにiPhoneXSと同じくらいに減りましたがPokémon GOのGPS設定をアプリ使用時のみに変更したらバッテリーの減りは良くなりました。(同時期にタフのアプリアップデートもしたので、もしかしたらアップデートによってバッテリー問題が良くなった可能性も。)

朝の通勤で職場についてもスマホも100%のままです。しかし退勤して家に着いたら2%消費、ただこれは23℃の室内から氷点下の外へ出たり車内温度も20℃下回っていたので低温による影響かもしれません。iPhoneの各アプリのバッテリー消費一覧もタフ(接続用)は1%だけ使った表示がされています。

保険料割引について

説明書には「運転特性計測期間中に通信車載器で計測した有効走行距離が500kmに満たない場合は、運転特性割引の対象外となります。」

ホームページでは「運転特性計測期間中に当社指定のテレマティクス端末で計測された有効走行距離が500km未満の場合、運転特性割引を適用せず、初年度契約と同等の保険料水準を適用します。」

1ヶ月で500km未満なのか1年間で500km未満なのか、次年度からの割引なのか…割引には色々と条件があるそうです。私は今のところ3ヶ月計測、100点判定で毎月500km以上走っていますが割引の適用はないです。

割引に関してはよく分かりませんが、こういったサービスで安全運転に磨きをかけたり、自分の運転を見直すきっかけになり、事故率が低くなるといいですね。事故が少なくなれば安全運転による割引以外に、保険料そのものが安くなります。私も前年はCX-3に乗られている方の事故率が少なく、今年からは90円ですが安くなりました。

各社も同じようなサービスを手がけています。ソニー損保もYahoo!カーナビと連動して運転によっては割引。損保ジャパンも提供しています。ハンドルを持つと人が変わる、景気が悪いと運転も荒くなるとはいいますが、せめて運転している時だけでも自分に余裕を持って多くの方がよりよいカーライフを過ごされることを願っています。

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エコドライブ【後編】

前編でも少し触れましたがエコドライブ、安全運転を実施すると車の消耗品を長く使うことができます。

よく車検ごと(約2~3万km)にタイヤ・ブレーキパッドを交換される方もいれば5万km以上走って交換推奨ラインに到達される方もいるようです。

私も新品で7mmあったタイヤ溝も3万km走ってタイヤは1.5mm減り交換推奨ライン3~4mmまで6~8万km近くは使えるのではないかというくらい減っていません。

これはタイヤ技術の進歩で、耐摩耗性が向上したこともあるのではないかと思っていますが、ディーラーのアドバイザさん曰く走り方がいいとのことです。

またブレーキパッドはフロント-2mm、リア-4mm。パッドを新品10mmから交換しなければならない2mmになるまで使った場合、フロント12万km、リア6万kmは使えそうです。(3~4mmで交換しようと思います。)

摩耗しないのも通勤・休日の外出は郊外6~8割走っていることや後続車がいなければ歩行者信号が点滅した段階でアクセルを抜いて惰性走行することが影響しているのかもしれません。

では消耗品に優しい安全運転・エコドライブをすることによってどれだけ懐に優しくなるのか。

1年1万km走る人の年間コストは

2万kmでタイヤ交換する人・4万kmでタイヤ交換する人の場合、タイヤ4本4万円とすると。

  • 2万kmの人は年間2万円
  • 4万kmの人は年間1万円で済むようです。

年1万円差、40年で40万円

また2年でパットを交換する人4年で交換する人の場合。(パッド4点2万円として)

  • 2年交換の人は年1万円
  • 4年交換の人は5,000円

年5,000円差、40年で20万円

(ブレーキパッドにつきましては、ハイブリッド・電気自動車は回生ブレーキがありますので車を乗り換えるまで無交換でいけたという報告もあります。)

ブレーキローターも10万kmで交換する人と無交換のまま車を乗り換える人とでは年間2~3,000円違ってくるとして40年で8~12万円差。

加えて燃費13km/Lの運転を15km/Lに変えた場合、10,000km÷燃費×150円(レギュラー)で

年15,384円、40年で615,360円差が生じます。

急のつく走行を控えることで、生涯40年車を運転したとして約130万円程度差がつきそうです。

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エコドライブ【前編】

エコドライブとは一般的に燃費消費量を抑えてCO2を削減することを指しているかと思いますが、私の中ではエコドライブは安全運転と同義だと思っています。

安全運転=急加速・急ハンドル・急ブレーキ「3つの急」は冬場だけでなく夏場もするよう心がけています。

そうすることにより自身の体もそうですが、タイヤやブレーキなど消耗品の負担を軽減することができます。

それ以外にも速度+15m以上の車間を空けるようにも心がけています。

例えば、前方に車両2台がいるとして先頭の車(A)に対し後続車(B)が車間を詰めた状態で走りその後ろを私(C)が走っているとします。

Aの走りにBがいら立ち車間を詰めて加減速をする。

そのリズムにCである私も乗ってしまうと無駄な加減速が生じます。

車間を開けることで「前の車少しアクセル緩めた」と早く気づくことができ必要最小限の減速で済みますし「Aが60km巡航しているのに対しBは58~62kmで走っているからCの私はAと同じ60kmで走ろう」と車間を開ければ前方を走る車の速度も分かり自分はどの程度の速度で走ろうか判断することもできます。

車も、というよりエンジンも機械、定速という名の規則正しい動きの方が燃費が良くなるそうです。

また燃費を意識すれば必然的に車間距離は空きますから、前の車が急ブレーキを踏まなくてはいけない状況下になった際、追突事故を避けられる確率も高くなります。

そして走るべき道は大通り、抜け道で細い道は極力走らないのも私の中での安全運転です。

細い道はストップ&ゴーも多くなり燃料・タイヤブレーキに優しくないですし、自転車や歩行者の飛び出しリスクが高すぎます。細い道なので低速で走るとはいえ、ひとたび事故となってしまうと被害者の方に骨折など重傷や重い障害・悪条件が重なってしまうと命を奪いかねません。物損・人身関わらず事故は起きないほうが絶対にいいです。ドライバーはできれば自分の走る道の事故リスクを色や星、パーセンテージ等思い浮かべて評価をしてもいいかもしれません。

それ以外にも燃費・タイヤ・ブレーキパッドについて。

私とほぼ同じ道を走る会社の先輩、お互い車をシェアして先輩の車にも乗る機会があるのですが、私と相反して先輩はアクセルはオンかオフ、惰性走行はあまりせず、赤信号で停止する時もブレーキポイントギリギリまでアクセル踏んで車間も詰める人ですが、ハイブリッドのFFシエンタで私のAWD CX-3ディーゼルとほぼ同じ燃費でした。

タイヤも4万kmで2回は潰しています。一方で私は3万kmで夏タイヤは1.5mm(-20%)擦り減った程度で冬タイヤがようやく交換か、といったところです。ブレーキパッドもディーラーの方から、私の場合は5万km以上は確実に持つとのこと。

完全に悪口みたいですが先輩の走りを否定するわけではありません。先輩は発進時にアクセルを踏み込みますが、いち早く巡航速度に達するのも低燃費運転では推奨されていることや、シエンタはCVT、ふんわりアクセルで1,000~2,000rpmの範囲で加速するよりもスイッチ感覚で2500rpmで加速し巡航速度到達と同時に1500rpmに落とす方が意外と低燃費になるかもしれません。