今回は燃料添加剤について書き綴っていこうと思います。
まず時系列といいますか、使用歴を紹介します。
2万kmまで:5千km間隔でワコーズ ディーゼルワン使用(1本で2回使えますが約5千円は高いです^^;)
2万km以降:サプライズサプライズ、ディーゼルウェポン・スートル・セダンブースター
給油ごとに必ずDウェポン30ml・スートル50mlは添加しますが、夏季にはセタンブースター40ml、冬季は200ml添加します。
Dウェポン添加でセタン価は3アップしますが、スートル添加で燃費が下がることもあるということでセタンブースターで燃費向上・燃焼性向上(煤の発生量が少なくなれば)を狙って使っています。
冬季は2号3号軽油に変わり、ネットに流れている情報では特1号と比べセタン価が10近く低いというような記述もありますので200ml添加しています。
Dウェポンとセタブでセタン価は+13、添加後はかつてのプレミアム軽油並のセタン価になります。
3種類混合での添加後の走りで不具合もなければエンジンはとても快調です。
各添加剤の効果について
・ワコーズ ディーゼルワン
燃費やDPF頻度など変化がなくインジェクターがクリーンになって燃焼室のデポジットも無くなっていればいいなと思う程度でした。
・セタンブースター
CX-3に乗り始めて2回目の冬、気温が15℃程度で走った時低回転のトルクがあまりにもスカスカで違和感を覚えた時に改善策を探して見つけました。
添加後はトルク感が戻り、また誤差の範囲かたまたま道が空いていただけかもしれませんが燃費については0.2~0.5km/Lアップしました。
・スートル
こちらについては現在検証中なので全容をお伝えできませんが、DPF再生は水温80℃で開始されます。(稀に5km走行65℃程度で開始されますが)これが冬場は厄介で10km以上走ってようやく80℃到達、自宅など目的地目前にして再生が始まり再生が終わるまで目的地周辺をぐるぐる走ることが多々ありました。
しかしスートル添加して驚いたのが3km程度走って水温は60℃に達したかしていない状況で再生時にエンジンルームから聞こえてくる特有のキュルキュル音、電圧は13.8Vまで上昇、i-stopの文字が消える。80℃到達前にDPF再生が始まりました。
車のシステムに冬場は低温でも再生を促す設定がされているのかスートルの効果なのか驚いたことがありました。
再生頻度は使い始めた最初の冬は311kmがピークでしたが次の冬には350km前後まで回復、ピークは390kmでした。夏場についてもそれまで200km以下で再生されることが多々ありましたが220kmをキープ。(気温35℃前後の環境で走ることが多かった時は161kmまで落ち込むことがありましたが。)
また、スートルの効果として商品紹介には低温でススを燃焼・高温に晒さないことでDPFの寿命を延長させる記述があり、私は再生頻度よりもDPFを守る観点からスートルを使っています。(DPF交換もまた10万円か、それ以上かかるみたいですからね…)
・ディーゼルウェポン
明らかに再生頻度の数値に変化が出ました。
添加前331kmだったのが添加後231kmまで落ち込みました。おそらくはインジェクター・燃焼室、あらゆるところに溜まったデポジットなど汚れが剥がれてDPFへ流れて再生が早まったのだと思います。
その後再生頻度は311kmに回復。
以降307km→283kmと春へ向かい気温も上がって頻度は短くなっていきました。
これら3点のいいところは高濃度なため、500mlサイズを買えばDウェポンであれば年1万km走る人であれば1年間はずっと給油毎に使える上にかなり安価であるというところです。(スートルは買い増しが必要かもしれません。)
もちろん、給油前に使用量を計量するなど手間があり月に給油2回以上される方は面倒かもしれません。満タン給油後、添加剤を感覚でダイレクト注入もありかもしれません。計量カップで量る私でも種類と添加量を間違えましたがDウェポンやスートルを多く入れても車に不調はありませんでした。
私は月に1回、多くても2回の給油ですので給油前に計量した添加剤はフューエルワンの空き缶に入れて持ち運んでいます。
デメリットがあるとすれば
Dウェポン・セタンブースター(冬季200ml)・スートル3種を使ったときのコストはレギュラー価格に限りなく近い金額になるので、ディーゼルに軍配が上がるのは高い燃費性のみとなります。(ハイブリッドには完敗です。)
手間や維持費もかかりますが私はディーゼルが好きです。
添加剤を使うことによってパワーダウン・燃費の低下・DPF等を洗浄しなければならない走行距離が多少伸びることを願っています。