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静音化

タイヤハウスのアルミテープチューニング

前回のバルブに続き今回はタイヤハウスです。

リフトアップしなくてもテープを貼ることはできますが、クリアランスが狭すぎて私はジャッキを持ち出し、渋々リフトアップしました。

かなりの空気が流入する部分なので、アルミテープは左右対称にカット、貼り付ける場所もなるべく同じようにしました。

フロント前側はこのように。

タイヤハウスのカバーを見てみると縦溝が入っていたりもしかすると空力を意識した作りになっているのかもしれません。

リアは繊維素材で覆われているためリアバンパー側とデフレクターに貼り付けました。最近のマツダはCX-30やMX-30などにデザインを損ねないデフレクターや整流パーツを用いていますが、CX-3のような魂動デザイン初期の車にもデフレクター装備されているのですごいですね。

さて、肝心な乗り心地や音についてですが、40~60km/hの速度域では少し後ろに引っ張られるような感じが出ました。テストコースでは21.2~22.6km/Lとやはり空気抵抗が増しているのかもしれません。瞬間燃費についても巡航時40km/L程度でますが数秒程度で25~29.4km/Lに変わってしまいます。

音については風切り音の周波数帯、約1kHz?辺りが目立つようになりそれ以外の帯域は全体的に低減しているように聞こえます。そして不思議なことにその風切り音の聞こえ方ですが、それまで車全体を覆うように聞こえていた音が車体の下側に集まっているように聞こえます。タイヤハウスへ流入した風が車体下側へ流れていっているのかもしれません。

燃費については17.27km/Lと前回(17.72km/L)より-0.45km/L悪くなりました。しかし前回は渋滞に巻き込まれることなく通勤路を走ることができましたが、今回は1時間渋滞にはまってしまいました。アイドリングや低速走行の繰り返しで燃料を1L消費したとして、もし渋滞にはまることなく走れた場合の燃費は17.74km/Lとバルブにアルミテープを巻いた時よりも0.02km/L良くなりました、がこれは誤差の範囲ですね。

瞬間燃費や1回の走行燃費は悪くなりましたが実燃費は大して変わらないようです。風切り音の聞こえ方が変わるなど、タイヤハウス内のアルミテープチューニングは車種によっては効果がないかもしれませんが、CX-3には静音化(デッドニング)の効果がありましたので施工を検討されている方は物は試しに貼ってみてください。

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エアバルブにアルミテープで静音化

アルミテープチューンは空気の流れを整え車本来の性能に近づけるという側面が強いかと思いますが、静電気を逃すことでノイズも抑える効果があるということから、アルミテープでデッドニング(静音化)は期待できるものなのか検証です。

用意したのは3Mアルミテープ

バルブのゴムに導電性があるのか、また絶縁でも効果はあるのかは分かりませんがとりあえずゴム部分とプラパーツのキャップに貼り付けてみました。

感想はプラシーボもあるとは思いますが発進時から低速での右左折ではステアリングの感覚が「あれ、こんなんだったっけ…」接地感がいつも以上にあり、直進巡航時もちょっとした段差を乗り越えた時には吸い付くように凹みをとらえています。いつも乗り越える時にリアが暴れる踏切も大人しいです。緩やかなカーブもいつも進入の段階からアンダーが出るのですがニュートラルに近づきました。これはロアアームのデッドニングの時と似たような感覚で、アルミテープを貼り付けてからはよりハンドリングに対して車の挙動が素直になりました。

音に関しては驚きました。私が何とかして消したかった130Hz前後が消えました。あの「ゴゥゴゥ」というトレッドがたわむ、といいますが何かものを捻った時に鳴りそうな音が本当に不快だったので感動しました。

グラフは左が一通り制振材などを用いてデッドニングしたもので、右がバルブにアルミテープをつけたものになります。

アプリによる計測と、同じ道で同じ周波数ではないので精度は低いですが、低周波数が太った代わりに150 Hz前後に谷が。それ以降も少し山はありますがなだらかに右肩下がり。不快だった130Hz辺りはそれ以下の周波数に隠れたという見方もできますが、デッドニング前から気になっていた音は確かに無くなりました。

走っていても全周波数帯がフラットに聞こえるけれど、強いて言うなら200~500Hz辺りの「ザーッ」という音が目立つかな、というのは計測アプリの通りその帯域はいくつも大きな山ができていますね。

テストコースの記録を全て見ましたがデッドニング後のデータでは150・400Hz、2・4kHzに大きな山があるのに対しアルミテープチューン後は200Hzと2kHzに山がある程度になりました。

燃費については17.72km/L、直近の平均燃費は16.5だったので+1km。ただ、前回の2500rpmでぶん回す検証後なのでインジェクター機能が回復し霧化がよくなり燃費改善につながったのかもしれません。それ以外にも騒音計測コースはとても低燃費で、3周程度したのも燃費が良くなったとも。

しかし瞬間燃費計を見ると、2~3mの追い風50km/h巡航で33.3~45.5、無風でも55km/hで35.5km/Lが出るようになり空気抵抗が減ったのかもしれません。

今までは無風29.8、追い風で32.4km/Lくらいが限界だったのでこの瞬間燃費には驚きです。当然、1回の走行燃費も良く、21km/Lが精一杯な燃費コースでも23.4~24.5km/L出るようになりました。通勤コースも条件が良ければ21km/L出るのに対して普通に走っても20~21km/Lは安定して出るようになりました。

バルブはタイヤハウス(ホイールハウス)のチューニングとまとめてされる方が多かったのでバルブ単体での検証ができ、またある程度の効果が確認できたのでよかったです。

今後の予定としましては、タイヤハウスのアルミテープ、その後整流板の追加、エアクリーナーにアルミテープを貼り付けてDPF再生間隔に影響があるか、最終的にはボディ全体にアルミテープを貼り燃費や走行性能の検証をしていこうと思います。

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ロアアームのデッドニング

タイヤハウスのデッドニングで様子見しましたが、やはり車の外側、タイヤ周辺から重低音が出ている感じがしたためロアアームのデッドニング(静音化)をしました。

この作業は夏・冬タイヤ換装時にすることをお勧めします。ホイールを外せばすぐロアアームを確認できます。今回はレジェトレックスではなくレアルシルトを使用していきます。やはりレアルシルトは材質そのものが硬く施工箇所の剛性を高めてくれそうです。

圧着作業は手袋をすることをお勧めします。私は素手で作業し、あらゆるところに指をぶつけて傷だらけになりました^^;

くぼんでいるところには贅沢にレアルシルト2重。そして次にノイサス高比重遮音シートを覆い被せるように貼り付け、最後に自転車のチューブを巻きつけて作業は終了。圧着作業に苦戦して作業時間はフロント左右で2時間かかりました。

そしてトラブルも。

自転車のチューブは、ラバー制振・性遮音シートを買おうとしたのですが大サイズしかなくチューブを代用。

グルグルに巻きつけて耐候・耐熱結束バンドで固定しようとしたのですが150mmでは長さが足りなく耐熱でもないビニールテープを用いました。車種によってはロアアームの大きさが異なりますが、私のようにラバー素材を使用する場合、結束バンドは300mmくらいのものを用意した方がいいかもしれません。

施工してみての感想は走り始めてから違いが分かりました。

低速ではざらついた路面でもできて間もない道路のような感覚で、高速域・荒れた路面でも重低音の音はかなり減りました。まるでタイヤのランクを1つ上げたしような感じです。

今回は70dBでHz比較、左がタイヤハウス・ラゲッジ施工、右が+ロアアーム施工になります。

200Hz以降に目立った変化はありませんが100Hz以下が抑えられている印象です。しかし100~130Hzに山が。

やはりデッドニングの順番としてはまず音の発生源を処理して、フロアやドアといった車の内側に着手がいいかもしれません。

ロアアームデッドニングで確かな効果はありましたが、重低音が良くなったことにより今まで隠れていた空洞共振や風切り音が目立つようになりました。また、気になっている100Hzあたりの音は上記の通りまだ健在…低音は共振によって発生するものだと思うのでロアアームバーで補強し共振を抑えればその音も無くなるのではないかと思いますが試したくてもお金がない()

検証のために浪費は極力控えて無理のない範囲で節約してロアアームバーの購入資金を貯めていきたいと思います。

ここからは余談ですが、

ロアアームデッドニングで思わぬ効果がありました。剛性が上がったからなのか、ジャンクションのようなカーブでは今までカーブの入り口からアンダーが出て、カーブ中腹ではどんどん膨らんでいき無理やりハンドルを切って修正するのですが、入り口から出口までスムーズに頭が入っていき、ずるずると膨らんでいくこともなく、またリアの挙動も分かるようになりました。

メーカーとしてはロアアームもギリギリのラインまで軽量化しているのでしょうが、この部分だけはむしろ左右250gだけでも重量増・肉厚にして欲しいですね。CX-3XDのようにフロントが重い車はハンドリングがよくなりますし、ロードノイズも少なくなりワンランク上の車に仕上がります。

材料費

  • レアルシルト2,220円
  • ノイサス高比重遮音シート2,283円
  • パナレーサー(panaracer)700+28~32Cチューブ1,132円
  • 結束バンド698円
  • ビニールテープ50円?

計6,383円

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タイヤハウス・ラゲッジ静音化(デッドニング)

私の技量ではフロア・ルーフ施工は難しく、タイヤハウス4箇所とラゲッジを静音化しました。

タイヤハウスはまずタイヤ(ホイール)を外さなくてはならなく、夏タイヤや冬タイヤへの換装作業と同時に施工がおすすめです。

まずフロントタイヤハウス。

もっと広範囲に、そして3重くらい貼ればよかった…

クリップが多い上、バンパーと連なっている部分もあるためハウス後方のみの施工。レジェトレックスとノイサスを貼りまくります。

ノックスドール?らしきところへの貼り付けは材料が剥がれてしまいそうだったことと、叩いて音を確認したところ何もしなくても問題なさそうだったのでスルー。

ハウスからはフェンダーの内側が見えると共に結構空洞になっています。多くの人はシンサレートを詰め込んでいますが私はレジェトレックスを15cm×30cmに切ったものをボンっと貼り付けました。フェンダーを叩くと「カンカンっ」という音が「コンコンっ」と変わりました。

続いてリアタイヤハウス。

突起物となっているクリップはネジ状になっているためリムーバーいらず、素手でとれます。

全てのクリップを外し、リアもフロント同様バンパーと連なっているためハウス前面を施工。

リアもノックスドールらしきものが塗布されており、また腐食?らしきものもあり、その箇所への材料貼り付けは控えました。

リアはフロントでレジェトレックスの上にノイサス貼ればよかったなという反省点を実現させました。

ノイサスはレジェトレックスの2倍遮音性があるとのこと。じゃあノイサスだけでいいのでは?と思いましたが私の中ではレジェトレックスが制振材、ノイサスを遮音材と位置付けているためこの2種類の材料を併用しました。

最後にラゲッジ

あらゆるものを車外へ取り出しスペア収納場所まで辿り着きました。そこから内装剥がしでラゲッジ手前の樹脂パーツを外します。2箇所にクリップがあり取り外したら力技で脱着。

ラゲッジ側面も2箇所のクリップを外して10mmのボルトをレンチで外すことでアクセスできるのですが…CX-3の場合ラゲッジ側面の樹脂パーツは後部座席まで連なっています。私の場合は半脱着状態で作業しました。

側面はレジェトレックスとオトナシートを使用しました。

ここで問題が。オトナシートは材料そのものが硬いことと寒いと粘着力が弱いのか凹凸や曲線のあるところには貼り付けることができません。そしてオトナシートの役割としてはゴムの特性を活かした金属等の共振を抑えることで防音するという見方もあるそうで、つまりは遮音材というよりも制振剤?別の遮音材を用意したほうがいいかもしれません。

側面最後はちょっとした空間にシンサレートを詰め込み作業終了。

ラゲッジ底は材料が残り少ないこともあり、全部使い切ろうと贅沢に80%程度の面積にレジェトレックスとノイサスを貼り付け。最後にオトナシートを重ね貼りして終了。圧着作業が大変でした…

そして工具箱(発泡スチロール)の空いた空間にシンサレートを載せて中板を入れその上にもシンサレートをふんだんに入れました。(毛布でもいいかもしれません。)

作業時間は

タイヤハウス45分~1時間×4箇所

ラゲッジは4時間(材料を切ったり圧着でかなり時間を費やしました。)

計8時間程度

効果はかなりありました。

まず運転していて後方からのノイズは運転席まで伝わってきません。強いて言うなら低音域の音が緩和され今まで聞こえてこなかった中・高音域が聞こえてくるようになりました。その音が耳障りかと言うと、そうでもなくかなりノイズの大きさも抑えられている印象です。

前方からの音も重低音がなくなりました。しかし私が不快でなんとかしたかった70~100Hzの音は無くなるどころか緩和されることもなく健在です。しかし長時間、そして色々な路面で走ってみたところ、この周波数はフロアの共振ではなく、タイヤかホイールあたりの共振によるもののように感じます。

少し残念に思うところもありましたが、そのほかにもいい点はありました。

それはやはり低音域の音が緩和されたことにより、今まで聞こえなかったスタッドレス特有の「サーッ」という甲高い音が聞こえるようになったことです。荒れた路面では流石に聞こえませんが、滑らかな路面はもちろん、やや荒れた路面でも聞こえてきます。

ほかにも40km/hまではどの路面でもとても静かで、40km/h以上でも今までより一段階音が小さくなった印象です。

音というのは無意識に脳へ疲労が蓄積していくのだなとも痛感しました。1時間運転すると少し頭がボーっとしますが、静音化後は同じ時間運転しても集中力が鈍ったり疲れを実感することがなくなりました。

また静音化前の騒音についてですが、今回実際に作業してみたことや、数多くの近代マツダ車のデッドニング投稿を見て思ったのが、多くの車種にメーカーがノイズ低減に硬化型の静音材を使っていることや、吸音材もふんだんに使ってワンランク上のクルマに仕上げていること。しかしここ10年程度のマツダは欧州メーカーを意識してなのか路面状況を音で伝えるようあえて究極の静粛性を施さなかったのか…(MAZDA6や旧アテンザ、CX-8はめちゃくちゃ静かだと聞きますしMAZDA3かMX-30辺りからはボディーの最適化で静音材の使用量を最小限にできたとも聞きますが。)

静音化してみて思ったのは、静かになったことで路面状況が分かりづらくなるかというと、それは違います。低音域が緩和されたことで、轍や些細な段差、凹凸な路面の音がより明瞭にわかるようになりました。そしてノイズ発生から減衰まで早く、印象としてはダンロップのサイレントコア内蔵タイヤのようです。

一応アプリで静音化前と後の比較を計測しました。

同じ道(かなり荒れた路面)・同じ速度・フロアでの計測ですが、タイヤだけノーマルタイヤでの計測データしかなく、今回はスタッドレスでの計測と条件が揃えられませんでした。自分の耳ではどちらのタイヤも騒音レベルは一緒のように感じましたので比較してみることに。

ノーマルタイヤ(静音化前)

MAX82db AVG66db

スタッドレスタイヤ(静音化後)

MAX74db AVG64db

やはり自分の耳で結構静かになったなというのは数値にも表れました。アベレージがたった-2dbというのが腑に落ちなく再度計測したところMAX71,AVG62、この計測も同じ道限りなく同じ速度でしているのでどちらの数字が正しいのか…精密なデシベル・周波数を計測できる機器が欲しい。

そのほかにも同じ72dbで周波数に違いはあるか確認したところ、

左:静音前ノーマル 右:静音後スタッドレス

50Hz以下がよくなっているほか100Hz以降きれいに右肩下がりになっています。

(アプリのアップデートで少し画面の大きさが変わりました。)

徹底比較は春にノーマルタイヤへ換装した時にやりたいと思います。

-材料費-

タイヤハウス・ラゲッジの材料使用量は

レジェトレックス特大四つ折り 2,442円

レジェトレックス小分け30枚セット×2 4,300円

ノイサス3枚入り 4,903円

ノイサス1枚のみ 2,283円

シンサレート1.5m×5m 7,872円

圧着金属ローラーやジャッキスタンド等々 4,000円

計25,800円

重量増は3~5kg?